ひやま歯科ブログ blog

赤ちゃんのお口の中

歯科衛生士のひやまです。

突然ですが、赤ちゃん(新生児)のお口の中って

どうなっているかご存知ですか

今、育児真っ最中なので毎日、娘の顏をまじまじと

見ていて、ふと口の中を見てみると…

「あ〜、学校で勉強したとおりだ〜」と感心したので

シェアします。

これは生後約3週間の赤ちゃんのお口の中

この上顎の真ん中のくぼみがとっても重要な役割を

してくれます


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☆赤ちゃんのお口の中も成長しています

赤ちゃんにとっての大切な栄養源はママのおっぱいやミルク

この時期、固形の食べ物は口にしませんが、

お口の中は食べ物を食べるための準備が始まっています。

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☆反射でママのおっぱいに吸いつく

生まれてまもない赤ちゃんがおっぱいや哺乳ビン

吸いつく行為は吸啜といい、赤ちゃんに生まれつき

備わった原始反射です

よく見ると唇や顎の動きはあまりみられませんが、

お口の中では活発に舌が動き、おっぱいやミルク

一生懸命飲んでいます

上の写真のくぼみはお母さんの乳首をとらえるための

大事な場所なんですね

ちなみにこれが、生後4ヶ月の上顎です。
生後3週間の写真より顎(噛む場所)が発達したのがよくわかります

この吸啜反射は成長と共に弱まっていき、生後約6ヶ月で消失します

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☆スプーンで食べることが可能に

吸啜反射が消失すると、舌の活発な動きもおさまり

スプーンで食べることが可能になってきます

初めての乳歯である下の前歯(乳切歯)が顔を

出し始めるのもこの頃です。

上下の前歯である乳切歯が生え揃う生後8・9ヶ月頃

になると唇と舌と別々に動かせるようになり、

舌で食べ物を押しつぶせるようになっていきます。

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お口の発達には、おっぱいやミルクをしっかり吸う

ことがとても大切です。

また、赤ちゃんは舐める・噛むという行為を通し、

さまざまな物をお口で確かめていきます。

お口を動かすことは、食べることをはじめ、

体や脳の発達にも重要な役割を担っているのです。

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成人になっても、匂いを嗅いだり、物を舐める、噛むという

行為は上記のように身体の発達、また精神的にも重要な

役割があると考えます。

だから、自分の歯で一生過ごす事が、今後の人生を大きく

左右するのです

歯って大事なんですね〜
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衛生士学校時代に、小児歯科で勉強したこれらのことを

改めて見直す良い機会となりました

人間の身体は神秘でいっぱいですね〜

これからも娘の成長を興味深く見守って行きたいと思います。

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川崎大師近く 大人も子供も笑顔あふれる ひやま歯科クリニック

歯科衛生士:ホワイトニングコーディネーターのひやまでした





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